第60話:開幕

(彼女は笑わない)
(僕が祖父から彼女を譲り受けたその日から。一度も。彼女は笑わない。)
(僕では彼女を、笑わせられない)

「シュルルルルル……!」
「切り裂き魔、逃走しました!」
「明かりを!早く!みんな、無事か!?返事をしろ!」
カプナート「はぁ……、はぁ……。」
イノージェン「……。」
カプナート「使い……こなせなかった。クスリとも、笑わせられなかった……。」
カプナート「僕は……、お爺様の期待を……、」
イノージェン「……。」

「報告は見ました。切り裂き魔を取り逃がしたそうですね。」
カプナート「……申し訳ありません。ローカク議員。」
「……君は一度、この件から外れなさい。追って、別の任務を通達させます。」
カプナート「お、お待ちください!私はまだやれます!今回は慣れない武器を持ち出したため……!」
「命令です。新しい任務が来るまで、屋敷で待機しなさい。」
「話は以上です。下がりなさい。」
カプナート「待ってください!……父上!」
カプナート「僕は……、僕はまだ……!」
「帰りなさい、カプナート。父がどうして、イノージェンを君に託したのか。その意味をよく考えてみなさい。」
「それがわかるまでは、彼女を任務に使うことを禁じます。」
カプナート「父上!」

「イノージェンは君に譲ります。彼女もきっと、それを望んでいるはず。」
「コツ?そうですね……。心で呼び掛けることでしょうか。」
「イノージェンにも、心があります。君が真摯に呼びかければ、きっと答えてくれるはず。」
「ふふふ、そう心配そうな顔をしなくても大丈夫。君ならきっと、僕以上のパートナーになれるでしょう。」
「期待していますよ、カプナート。僕の可愛い孫……。」

(結局、わからなかった)
(なぜ祖父が、僕にイノージェンを託したのか。イノージェンの心に呼び掛けるとは何なのか)
(……だけど今、一つだけわかることがある)
ヘキサルト「信じてるよ、全力で!」
ヘキサルト「君を!」
(こいつの笑顔を、裏切りたくはない……!)
カプナート「出番だ!上がれ、イノージェン!」
イノージェン「キリキリキリキリ……!」
ジェイザール「シュルルルル!?」
ユウ「トランクから何か出た……?」
メルク「みゅ!あ、あれは……!」
イノージェン「キリキリ、キリキリ……。」
ヘキサルト「わぁ……。」
カプナート「怪我はないか、ヘキサルト。」
ヘキサルト「う、うん。ありがとう。……あの、この綺麗な人は?」
カプナート「……彼女は、イノージェンだ。」
ヘキサルト「イノージェン?」
イノージェン「キリキリ、キリキリ……。」
ヘキサルト「この音は……。」
カプナート「ああ、彼女は人形……。糸で操る、マリオネットだ。」
カプナート「僕の祖父が作り、僕が譲り受けた。」
イノージェン「キ……。」
カプナート「……やっぱり、笑ってはくれないんだな。」
ヘキサルト「……。」
ジェイザール「シュゥゥゥ……。」
カプナート「出してしまったものは仕方がない。この舞台、演じきらせてもらう。」
カプナート「ヘキサルト、後方からの援護を頼む。接近戦ならイノージェンの方が向いているからな。」
ヘキサルト「わ、わかった!」
カプナート「……大失敗した舞台の再公演だ。行くぞ、イノージェン!」
イノージェン「キリキリキリ……!」
ジェイザール「シュルルルルル!」
ユウ「まずい、イノージェンの腕じゃ、ジェイザールの攻撃を止められ……、」
カプナート「『剣聖ドライグの双剣』!」
イノージェン「ガラララッ!」
ジェイザール「シュルルル!?」
カプナート「かつての英雄は二振りの刀を振るい、国への災厄を切り払った……。」
ヘキサルト「なにそれかっこいい!」
メルク「もっと詳しく聞かせてほしいのです!」
カプナート「ぼ、僕が考えたんじゃない!そう言うようにと教えられたんだ!」
カプナート「イノージェン、行くぞ!」
イノージェン「キリリ……!」
ジェイザール「シュッ、シュルルル……!」
ジェイザール「ジュラァアアアア!」
カプナート「チッ、もう対応するか!」
カプナート(……いや、こんな単純な動きなら当然だ。お爺様なら、もっと臨機応変な動きができた)
カプナート(やっぱり、僕にはまだイノージェンを操る資格が……)
ヘキサルト「リーダー、来るよ!」
カプナート「はっ!イノージェン!」
イノージェン「キリキリキリ!」
カプナート(悩んでる余裕なんてない!今はただ、イノージェンを動かすんだ!)
ヘキサルト「おーう、やるねリーダー!あははははっ、私の時に出されてたら勝ち目なかったかもなー!」
カプナート「戦いに集中しろ!油断できる相手じゃないぞ!」
ヘキサルト「りょーかい!あ、ねぇねぇリーダー!回転斬りとかできる?てぇえいいって!」
カプナート「ふん、基本だ。……見てろ!」
イノージェン「キュララララ!」
ヘキサルト「おっほ!すっげぇー!」
カプナート「……口が悪いぞ。」
ヘキサルト「私も負けてらんないや!援護、行くよ!」
ジェイザール「シュゥゥゥゥゥ……!」
メルク「ジェイザールが、追い込まれていっているのです!」
ユウ「よし、今なら!」
ジェイザール「シュルルル!?」
ユウ「届いた!」
ヘキサルト「いいぞ、ユウ!そのまま癒して!」
ジェイザール「シュルルル……!」
ジェイザール「シャラァアアアッシュ!」
ユウ「のわぁ!?」
カプナート「ユウ!?」
ユウ「す、すごい意思だ……。俺の言葉なんて、全然届かなかった……!」
メルク「レトラペインと同じなのです?」
ユウ「いや、怒り狂ってるわけじゃない。ジェイザールの場合は……、」
ユウ「『もう決めた』……そんな感じがする。」
ヘキサルト「もう、決めた?」
ジェイザール「シュゥゥゥ……!」
ジェイザール「シャラァアアア!」
カプナート「くるぞ!」
ヘキサルト「うん!」
ジェイザール「シュルルル!?」
カプナート「……?なんだ、急に動きを止めた……?」
ジェイザール「シュル!シュルルルル!」
メルク「何かを探しているのです……?」
ジェイザール「シュルルル!」
ジェイザール「シュゥゥゥゥ……!」
カプナート「いったい、何が起きている……。まるで僕達以外の者と戦っているような。」
「……るる。」
ジェイザール「シュゥゥゥルルル!」
ハードエッグ「そこまでだ。」
エルピス「援護に来たよ!」
ユウ「みんな!」
タイロス「おうおうおう、怪我してねぇか!?ってなんだー、この別嬪さんは!」
タイロス「お、おい、トロボック。オレっち変じゃねえか?寝ぐせとかない?」
トロボック「うっす……。」
ハードエッグ「持ちネタの披露は後にしてくれ。」
ハードエッグ「下には警吏も控えている。この数を相手に立ち回る自信があるか?」
カプナート「ハードエッグの言う通りだ。大人しくしてくれれば、これ以上の危害は加えない。」
ジェイザール「シュゥゥゥゥ……!」
ヘキサルト「ジェイザール。」
ジェイザール「……。」
ジェイザール「……。」
ジェイザール「シュルルルルル!」
ユウ「ぶはっ!き、霧か!?」
カプナート「まずい、視界が……!」
エルピス「ヘスペラ!」
ヘスペラ「うぉるるるるる!」
ハードエッグ「……逃したか。すまない、タイミングが悪かった。」
カプナート「いや、助かった。正直あれ以上持ちこたえられた気がしない。指も痙攣して……、」
カプナート「……っ。」
イノージェン「……。」
タイロス「べ、別嬪さんが力なく横たわってしまわれた!待ってくれ、今人工呼吸を!」
カプナート「触れるな。」
ハードエッグ「マリオネット……。君は人形遣いだったのか。」
カプナート「それを名乗れるほどの技量は、今の僕にはない。」
カプナート「くっ……。やっぱり人形繰りは体力を使うな……。」
ユウ「カプナート、平気か?」
カプナート「ああ。経験がある分、慣れがある。僕よりも、ヘキサルトを。」
ヘキサルト「ジェイザール……。」
カプナート「……平気か。」
ヘキサルト「へ?あ、うん!平気、平気!怪我一つないよ~ん!リーダーが守ってくれたお陰だね!」
ヘキサルト「ありがと、嬉しかった!」
カプナート「……っ!」
ヘキサルト「あぁ、ごめん!この笑顔嫌いだったよね。えぇっと待てよ、リーダー好みなのは……、」
ヘキサルト「ありがとう。」
メルク「それ逆鱗にふれたやつなのです。」
ヘキサルト「あっれ~?じゃあ、もうちょっと時間ちょうだい!今リーダー好みの素敵スマイルをー!」
カプナート「いい!余計なことするな!」
ヘキサルト「およ?」
「こっちを見るな!来い、ハードエッグ!状況を整理するぞ!」
「あ、ま、待ってよ、リーダー!私、頑張ってみるからさ~!」
「ついてくるな!」
ユウ「どうしちゃったんだ、カプナート。」
メルク「みゅ~ふふふふふふふ……。」
ユウ「なんだよ、不気味な笑い方して。」
メルク「これは、もしやのもしや、私がsだーい好きな展開ではないのです?」
ユウ「は?」
メルク「これは今後の二人を見逃せないのですよ!みゅーふふふふふふ!」
ユウ「え、なに?なんで高笑いするんだよ。いや怖いって。やめて、落ち着いて?」
テオ「メルクねぇはどうしちゃったの?」
エルピス「わからないけど……。メルクが楽しそうでよかった。」
エルピス「あ、そうだ。ユウ。ユウに合わせたい人がいるんだけど。」
ユウ「えっ、俺に?」

クロード「ふむふむ、なるほど。」
カプナート「どうでしょう、クロードさん。」
クロード「多少の傷はあるが、問題になるほどのものじゃない。」
クロード「時計台は無事と言っていいだろう。」
カプナート「そうか、良かった……。」
クロード「礼を言うよ、カプナート君。君のおかげで、この時計台は守られた。」
カプナート「いえ、完璧ではありませんでした。見ていただいたように傷、それに壁……、守り切れなかった部分も多々ある。」
カプナート「申し訳ありません。すべて、僕の責任です。」
ヘキサルト「待った待った!それは一緒に戦ってた私の責任でもありますから!」
ユウ「俺たちもです。」
カプナート「話がややこしくなるから、出てくるな……。」
ヘキサルト「だーってリーダー、自分一人で責任おっかぶっちゃうしさー!」
カプナート「それがリーダーの仕事だ、下がってろ。」
ヘキサルト「でも、やっぱり……、」
クロード「その問答は不要だ、レディ。私は誰の責任も追及するつもりはないさ。むしろさっき言った通り、感謝の気持ちしかない。」
クロード「時計屋の一門として、礼を言う。本当にありがとう、諸君。」
カプナート「……。」
ビビアナ「あ、の……。」
ビビアナ「……ありがとう。」
メルク「みゅ、初めて声を聞いた気がするのです。かわいくて素敵な声なのですよ~。」
ビビアナ「……そう、かな?……自分の声、好きじゃないから……。」
クロード「そんな彼女が声にして礼を言うんだ。君達のやったことは、それほどエクセレントだった。そう思ってくれたまえよ。」
カプナート「……。」
カプナート「そう言ってくださるのなら、幸いです。ありがとうございます。」
ヘキサルト「よかったね、リーダー!実際リーダー、かっこよかったもん!」
カプナート「……いや、僕はまだまだだ。イノージェンもまだ、笑ってくれない。父との約束も破ってしまったし……。」
カプナート「それに結局ジェイザールも取り逃した……。はぁぁぁぁ……どう説明したものか。」
ヘキサルト「リーダーってネガティブだよねー……。でも憂い顔も絵になる。イケメンは得だ……。」
ヘキサルト「あっ、そうだ!笑ってみたら?ほらこんな感じ!結構気分変わるよ~!」
カプナート「……っ!だからその顔を近づけるな!」
ヘキサルト「ふぎゅ!ご、ごめーん……。」
メルク「みゅふふ、なんだか二人の雰囲気が良くなったような気がするのですよ。」
メルク「これはやっぱりアレなのです?アレなのですよー!?」
ユウ「……うん。」
メルク「……。」
メルク「ユウさん、昨日のことを、考えているのです?」
ユウ「ああ……。」

りょうば「おーう、若大将!」
ユウ「えぇ!?き、昨日の!」
りょうば「りょうばだよーん!」
ユウ「うっぷ、酒くさ……!」
エルピス「泥酔状態だって。おかげであっさり捕まえられた。」
テオ「お酒の匂いもしたし、多分嘘じゃないと思う。……お師匠様もたまーになってたし。」
エルピス「それで本人は、私たちに襲い掛かったのは、酔っぱらってたからって……。」
テオ「ありえないわ……。間違いなく言い訳よ。」
りょうば「本当だよーん、信じてくれよーん。」
テオ「ぎょわっ、くさい!近寄らないで!」
メルク「とりあえず、危険はなくなったみたいなのですよ……。」
ユウ「そ、そうだな……。それで、どうしてここに?」
エルピス「今日の夜には、不法入国者としてセントギアに送られるんだって。だから、その前に確認しといた方がいいのかと思って。」
エルピス「『大将』って、誰?」
りょうば「大将は大将さー!ついに見つけた、俺が仕えるべき君主!らははははは!どこまでもついていくぜー!」
ユウ「う、うーん、確かに気になるけど、この調子じゃな……。」
エルピス「確かに……。」
ユウ「あの、せめて大将さんの名前だけでも教えてもらえませんか?そんなに俺と似てるなら、もしかして知り合いかも……、」
りょうば「ファザ。」
ユウ「……え。」
りょうば「俺の大将の名は、ファザだ。知ってるかい、ユウ。」
ユウ「な、なんであなたがその名前を……!?」
「申し訳ありません。そろそろ……。」
りょうば「はぁい。あ、その前に厠行かせて、厠。」
ユウ「ま、待ってください!」
りょうば「焦ることはないさぁ、若大将!俺はセントギアの牢屋にいる。」
りょうば「聞きたいことがあるんなら、そこまでおいで。ひっひっひっひ……。」
ユウ「……。」
テオ「ど、どうしたの、ユウにぃ?」
ユウ「ファザは……、」
ユウ「俺の父さんの名前なんだ……!」

ユウ「正直、今すぐにでも会いに行きたい。りょうばさんの言うファザっていう人が、俺の父さんと同一人物なのか確かめたい……。」
メルク「ユウさん……。」
トト「きゅう……。」
ユウ「……。」
ユウ「でも、まだ仕事が終わってないもんな。これが終わったら、また会う機会もある。それまでは一旦、忘れるよ。」
メルク「……わかったのです。」
メルク「でも、無理は禁物なのですよ?辛くなったらすぐに相談してほしいのです!」
トト「きゅう、きゅきゅー!」
ユウ「ああ、わかった。一人で抱え込んだりしないよ。」
エルピス「約束だからね!」
テオ「ね!」
ユウ「うわっ!エルピス、テオ!?いつからそこに!」
エルピス「冷たいよ、ユウ!メルクとトトだけに話すなんて!」
テオ「そうよそうよ!あたしたちだって仲間なのに!抗議するわ、断固抗議するー!」
エルピス「ほら、ヘスペラも!」
ヘスペラ「うぉるるる……。」
エルピス「自分はどっちでも……って顔しないで!」
ユウ「ご、ごめん。たまたまメルクとトトが傍にいただけで、仲間はずれにしたわけじゃ……。」
エルピス「じゃあ私たちにも相談してくれよな!」
テオ「約束だぜ!」
ユウ「わ、わかった!わかったから!」
ユウ「……ありがとな、みんな。」
エルピス、テオ「むふん。」
ヘキサルト「いいなー、青春だねー。」
カプナート「肩を組むな……。」
ヘキサルト「ねぇ、リーダー。」
カプナート「わかってる。戻ったら面会できるように頼むさ。」
ヘキサルト「さーすが我らがリーダー、できる人!」
カプナート「だから肩を組むな。顔が近い。」
「ふるるる……。」
カプナート「うん?」
ティアリモ「ふるるるる……。」
ヘキサルト「あっ、ティアリモ……だっけ?君の住処は、このリーダーが守ってくれたよ!安心して昼寝とかしちゃってね!」
カプナート「別に僕だけの功績じゃ……、」
ティアリモ「ふるるる……。」
ヘキサルト「えっ、私?」
ティアリモ「ふるるる、ふるるるる……。」
ヘキサルト「わわ、引っ張らないでって!なになに、どうした!」
カプナート「お前も僕を引っ張るな!」
ティアリモ「……ふるるる。」
ヘキサルト「ここを見ろって?うーん、壁だね。……おしゃれな壁だぁ。」
カプナート「適当に言ってるだろう。」
ヘキサルト「いやいや、わかって言ってるよ!失礼だな!この歯車模様とか可愛いじゃん!」
カプナート「……?歯車模様なんてどこにあるんだ。」
ヘキサルト「へ?いや、ここにあるじゃん。」
カプナート「いや……見えないぞ。」
ヘキサルト「え、なんで?こんなに大きくあるのに……、」
ヘキサルト「そういえば、これ……、ピラオロスの背中……、にも……、」
ヘキサルト「……。」
カプナート「ヘキサルト?」
ヘキサルト「……。」
カプナート「おい、ヘキサルト!」
ヘキサルト「ふぁっ!ど、どうしたどうした!?」
カプナート「どうしたはこっちの台詞だ。突然、ぼーっとしたして……何があった。」
ヘキサルト「えっ?そういえば、今の感覚は……、」
ルジャンドル「きみは『神の設計図』に触れたんだ。」
ヘキサルト、カプナート「……!?」
ハードエッグ「『神の設計図』……だと?」
カプナート「……ここは関係者以外立ち入り禁止にしているはずだぞ。」
ルジャンドル「失礼だな。オレは、オマエたちよりずっと前から、ここの関係者だ。」
ルジャンドル「クロード、たのまれていた部品の調査資料だ。わたしておくよ。」
クロード「おお、すまん。助かったよ、ハカセ。」
カプナート「ハカセ……?」
ルジャンドル「廃棄場で、そう呼ばれている。名前はルジャンドルだ。」
ハードエッグ「たしか……、学会の異端児が同じ名前だったな。」
ハードエッグ「……今のヘキサルトに起こった現象と『神の設計図』、なんの関係がある。」
ヘキサルト「え、えっと……?」
ルジャンドル「……立ち話もなんだ。助手も外でまたせているしね。」
ルジャンドル「ひとまず場所を移動しようか。コーヒーでも飲める場所に。」


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