第8話:クラウスの頼み

クラウス「うう、ユウさん、ありがとう……!」
ユウ「……それで、こんな危険な森でどうしてそこまでティンクルシードをほしがってたんだ?」
クラウス「……実は、僕のお母さんはモンスターの研究者で、隣村に珍しいモンスターがいるからって出て行ったきり戻ってこないんだ。」
クラウス「それで、ボスのティンクルシードがあればもしかしたら帰ってくるんじゃないかって……。」
クラウス「お願い、ユウさん!僕にこのティンクルシードをください!」
ユウ「って言いながら既にポケットにしまおうとしている!?」
クラウス「え?だって、いたいけな少年がこんなに健気にお願いしてるんだからくれますよね?」
ユウ「そんな純真そうな目で、なんて腹黒いことを……。いいよ、もともとそのつもりだったしな。」
クラウス「えっ、本当!?ありがとう、ユウさん!」

第一部一章

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