第18話:博士の依頼

チェルシー「ふむ、クラウスがそんなことをね。少しモンスターにかまけすぎていたようだ。」
チェルシー「明日にでもクラウスと会いに村へ戻ることにしよう。……そこで、次の村に向かう君に頼みがある。」
ユウ「くっ、また『ついで』か!」
チェルシー「実は私はかつて大癒術士のパーティにいたのだが、あいつにあることを調査して欲しいと頼まれていたのだ。」
ユウ「大癒術士って、癒術士のトップって言われる……。」
チェルシー「ふふふ、これでも私は凄腕なんだぞ?」
ユウ「だったら、……どうしてモンスターとは戦わなかったんですか?あのままだと博士の身も危なかったのでは……。」
チェルシー「それはもちろん癒し手がいなかったからさ。癒し手がいなければモンスターの心と体の傷は癒えないからね。」
チェルシー「ははあ、納得がいかない顔をしているな。若い若い!思う存分悩めばいいさ!」
チェルシー「……さて、話を戻そう。その調査内容を次の村で渡す手はずになっているんだが、私はクラウスに会うのに忙しい。」
ユウ「で、俺に代わりに渡してほしいってことですよね。……まあ、どうせついでですし、いいですよ。」
チェルシー「そうか、ありがとう!渡す相手はルーイという青年だ。頼んだぞ、見習いくん。また機会があったら君たちの旅についていくのも面白そうだ。」

第一部一章

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